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カムチェーンが伸びると、エンジンからカタカタと異音がでます。
元々TDM900についているオートカムチェーンテンショナーは非常に壊れやすく、カムチェーンが緩んでもそれに張りを与えることができなくなってしまいます。純正テンショナーの場合は対策品に交換するしかありませんが、これはマニュアル式のテンショナーに交換してあるので、今回はその調整をしたいと思います。
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まずはロックナットを緩め、テンショナーの押さえボルトを外します。
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次にmエンジンをかけた状態でこの穴の先にあるネジを小さなマイナスドライバーで回し、テンションを調整します。時計回りに締め込めばテンションが高くなり、緩めれば低くなります。テンションが高すぎてもチェーンに負担をかけてしまうので、異音がしなくなるまで少しずつ調整します。
異音がしたまま乗り続けるとバルブタイミングが狂い、エンジンに大きなダメージを与えてしまいます。このような異音がしたら早めにメンテナンスしましょう。
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