1985 Kawasaki GPZ400R

初めて買ったバイクがこちらです。知り合いから格安で譲ってもらいました。確か走行距離は12,000km程度だったと思います。初めての単車という事もあり、それはそれは色々な所へ出かけました。夜にメーターが照らされる感じは、まさに青春真っ只中という感じでした。

何かの記事で

その人気ぶりはすさまじく、デビューイヤーの85年、そして翌86年の2年連続で、400ccクラスにおける年間販売台数ランキング1位を獲得

モトエンスー(moto enthusiast)

とありましたが、自分以外で同じバイクを見かけたことはありませんでした。

Kawasaki GPZ400R
当時の広告。特徴的なアルクロスフレーム(画像引用元: 川崎重工)

マフラーはヨシムラの集合管が入っていて、煩すぎずとても良い音がしていました。しかしとにかくエンジンのかかりが悪く、何度もバイク屋さんに入院しました。当時カワサキ系エンジンチューナーだった方に聞いた話ですが、どうやらこのエンジンは欠陥品だったようです。

峠にも行くようになりましたが、フロント100/90-16、リア130/90-16(しかもバイアス)という何ともコシのないタイヤに、200kgの重い車体が加わり、それはそれは頼りない足回りで何度もヒヤリとした思い出があります。一時停止からのT字路で左折する際、調子に乗ってアクセルを開けすぎ、リアが滑って転倒した事もありました。

大きめの車格と心地よい排気音が、とても所有欲を満たしてくれました。また風防効果も高く、高速道路での移動はとても楽でした。しかしあまりのエンジン始動性の悪さに、1年経たずに手放してしまいました。

また当時はカメラなど持っている訳もなく、写真が1枚も残っていない事に改めて愕然とした次第です。

スペック

タイプグレード名GPZ400R
型式ZX400D
発売年1985
発売月2
仕向け・仕様国内向けモデル
全長 (mm)2095
全幅 (mm)675
全高 (mm)1180
ホイールベース (mm)1430
最低地上高(mm)135
車両重量 (kg)200
原動機型式ZX400DE
原動機種類4ストローク
気筒数4
シリンダ配列並列(直列)
冷却方式水冷
排気量 (cc)398
カム・バルブ駆動方式DOHC
気筒あたりバルブ数4
内径(シリンダーボア)(mm)56
行程(ピストンストローク)(mm)40.4
圧縮比(:1)11
最高出力(PS)59
最高出力回転数(rpm)12000
最大トルク(kgf・m)3.6
最大トルク回転数(rpm)10500
燃料供給方式キャブレター
燃料タンク容量 (L)18
燃料タンク・リザーブ容量 (L)3.3
燃料(種類)レギュラーガソリン
エンジン始動方式セルフスターター式
点火装置フルトランジスタ式
点火プラグ標準搭載・型式D9EA
点火プラグ必要本数・合計4
搭載バッテリー・型式YB12A-AK
バッテリー容量12V-10Ah
エンジン潤滑方式ウェットサンプ式
エンジンオイル容量※全容量 (L)3.4
エンジンオイル量(オイル交換時) (L)2.8
エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L)3.0
推奨エンジンオイル(SAE粘度)10W-40
クラッチ形式湿式・多板
変速機形式リターン式・6段変速
変速機・操作方式フットシフト
1次減速比3.277
2次減速比2.600
変速比1速 2.571/2速 1.776/3速 1.379/4速 1.125/5速 0.961/6速 0.851
動力伝達方式チェーン
スプロケット歯数・前15
スプロケット歯数・後39
チェーンサイズ520
標準チェーンリンク数102
フレーム型式ダブルクレードル
キャスター角26°00′
トレール量 (mm)86
ブレーキ形式(前)油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後)油圧式ディスク
ブレーキオイル適合規格DOT 3
懸架方式(前)テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ正立フォーク
懸架方式(後)スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後)1
タイヤ(前)100/90-16
タイヤ(前)構造名バイアス
タイヤ(前)タイプチューブレス
タイヤ(後)130/90-16
タイヤ(後)構造名バイアス
タイヤ(後)タイプチューブレス
ホイールリム形状(前)MT
ホイールリム幅(前)2.15
ホイールリム形状(後)MT
ホイールリム幅(後)3.0
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前)2.00
タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後)2.50
ヘッドライト定格(Hi)60W/55W
ヘッドライトタイプ(Hi)H4
テールライト定格(制動/尾灯)27W/8W
スピードメーター表示形式アナログ
メーター表示:エンジン回転計
車両装備:センタースタンド