KL250復活!

オーバーフローを起こしたキャブの修理を依頼し、半年間の入院期間を経てようやくKL250が帰ってきました。

Kawasaki KL250
Kawasaki KL250(写真後ろは古いハンターカブ)

なぜ半年もかかったかは、とにかく「部品がない」ためです。この車両の年式は不明ですが、おそらく30年ほど前のものだと思います。何せパーツがないから、あれやこれやと合いそうなものを片っ端から集めて頂いて、ようやく直った次第です。

以前はアクセルをパーシャルにすると一定の回転域でガクガクしていましたが、その辺りも今回の修理で改善されました。パワーも何となく全体的にモリモリした感じで、以前より乗っていて楽しさがアップしてます。

近所の足にして慣れてきたら、少し遠くへも行ってみようと思います。

修理のついでに、最近のFI(フューエルインジェクション)車は壊れるのかと聞いてみた所、やはりそれはそれで壊れるらしいです。ただキャブと違うのは、原因特定が出来ない事が多く、大抵はごっそり丸ごと交換修理というのが一般的だそうですね。自分がFIを避けていた理由は、まさにそれです。実際の現場の話を聞くと「あぁ、やはりそうなのね」と思ってしまいました。

機械はいずれ壊れるものだと分かっているのですが、パソコンや携帯をはじめ、最近のモノの修理というのは基本「全取っ替え」というのにいまいち馴染めません。

コンピューターが複雑に処理しているから、その原因を探して壊れた箇所だけ修理するコストを考えると、新品を使った方がどうしても安くなるのは分かるのですが、原因不明だから捨てて新しいのにしなって、雑な発想だと思います。

このバイクは40年以上経った今も、金属とゴムのパーツを交換すればこのように元気いっぱいに走るんです。

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